ABOUTダイオキシンとは
PCDD及びPCDFにコプラナー PCBを含めてダイオキシン類と定義されています。塩素が結合した位置により性質が異なり、毒性があるとみなされているのはそのうちの29種類です。ダイオキシン類は、青酸カリやサリンよりも毒性が強い物質であるといわれています。日本でのダイオキシン問題が大きく取り沙汰されたのは、米ぬか油に混入したPCDFsとコプラナーPCBが原因でカネミ油症が発生したことです。その後、ゴミの焼却、紙パルプ工場の排水や農薬などからもダイオキシン類が検出され問題となりました。それをうけて平成12年にダイオキシン類対策特別処置法が制定され、特定施設の測定が義務付けられています。
ADVANTAGE当社の強み
当社は石川県唯一の特定計量証明事業者認定制度(MLAP)認定機関として、適切な測定を実施することが可能です。焼却炉の性能試験や焼却炉解体に伴う調査等も実施経験があります。 通常納期は一ヶ月、短納期のご依頼は2週間、超短納期のご依頼も是非ご相談下さい(分析内容にもよりますが、最短5営業日で対応させて頂きます)。
SERVICE分析項目
排出ガス
排ガス中のダイオキシン類の測定方法(JIS K 0311:2008)
ばいじん、燃え殻、廃棄物、汚泥、付着物、堆積物など
厚生省告示第192号(平成4年)、環境省告示80号(平成16年)
公共水、地下水、排水など
工業用水・工場排水中のダイオキシン類の測定方法(JIS K 0312:2008)
土壌
ダイオキシン類に係る土壌調査測定マニュアル(平成21年 環境省)
底質
ダイオキシン類に係る底質調査測定マニュアル(平成21年 環境省)
環境大気
ダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアル(平成20年 環境省)
作業環境
厚生労働省基発0110第1号 (平成26年)、及びダイオキシン類に係る大気環境調査マニュアル(平成20年 環境省)
底質 溶出
水道原水及び浄水中のダイオキシン類調査マニュアル(平成19年 厚生労働省)
水道水
ダイオキシン類に係る土壌調査測定マニュアル(平成21年 環境省)
焼却炉解体に伴う事前調査及び解体中調査
FLOW分析の流れ
試料採取
試料抽出
精製
測定(HRGC/HRMS)
報告書
MACHINE主要分析機器
高分解能二重収束型質量分析計(GC/HRMS)
GC
MS用ダイオキシン類自動前処理装置
ポータブルガス分析計
ハイボリュームエアサンプラー