WORK ENVIRONMENT作業環境測定

ABOUT作業環境測定とは

生産やサービスの現場では化学物質、粉じん、騒音等のさまざまな有害因子が存在しており、労働者は日々その中で業務を行っています。

職業病は年々減少傾向にありますが、化学物質の取り扱いによるがん等の傷病は時折大きく報道されることがあり、じん肺や騒音性難聴は毎年多くの方が有所見の診断を受けています。

作業現場を安全で衛生的に管理していくことは、事業者の責務であるとともに、労働者の意欲を向上させ、生産性を向上させることにもつながります。作業環境測定を行い、有害因子がどの程度作業場に存在し、作業者がどのようにばく露しているのかを把握することは、安全衛生管理を行う上で非常に重要であると言えます。

労働安全衛生法では指定された作業場での定期的な作業環境測定や、局所排気装置の設置・点検が義務付けられています。

ADVANTAGE当社の強み

当社は(公社)日本作業環境測定協会主催の総合精度管理事業に参加し、分析精度の向上に努める他、技術講習会や研究発表会に積極的に参加し、最新情報の収集と技術力の向上に励んでおります。 また当社は測定だけでなく、その後の改善策のご提案も含め、お客様の職場環境の向上をトータルサポートさせていただきます。 「こんな化学物質を使っているけど環境は大丈夫?」、「労働基準監督署から指導されたけどどうすればいいの?」、 「排気装置が正常に稼働しているか心配」など、労働衛生のことでお困りの場合はぜひ当社にご相談ください。急な打ち合わせ、下見も可能な限り対応いたします!

SERVICE分析項目

作業環境測定・粉じん

金属加工で発生する溶接ヒュームや研磨粉じん、鋳物工場などで発生する鋳物砂粉じんなどは、長期間吸入し続けると、じん肺等疾患の原因となります。粉じんが多く発生する業務については粉じん障害防止規則において規制されています。

作業環境測定・有機溶剤

トルエン、キシレン、イソプロピルアルコールに代表される有機溶剤は、塗料・シンナー・試薬など様々な用途に用いられます。有機溶剤を取り扱う業務については有機溶剤中毒予防規則において規制されています。

作業環境測定・特定化学物質

エチルベンゼン、ホルムアルデヒド、水銀など多数の物質が指定されており、毎年のように新しい物質が追加されています。有害性も発がん性や生殖毒性などさまざまです。特定化学物質を取り扱う業務については特定化学物質障害予防規則において規制されています。

作業環境測定・鉛

近年工場作業等における鉛中毒はほとんどないと言われていますが、橋梁塗膜の剥離作業中の鉛等有害物に対する健康障害防止の通達が出されるなど、現在も鉛中毒の被害は報告されています。鉛中毒予防規則において規制されています。

作業環境測定・騒音

大きな騒音が発生する業務については労働安全衛生規則において定期的な作業環境測定が義務付けられています。毎年多くの方が騒音性難聴の有所見の診断を受けており、看過できないものです。

その他

化学物質全体の中で法令で規制された物質はごく一部であり、この他にも有害な物質は数多く存在します。当社は規制対象外物質についての測定も対応可能です。お客様使用中の物質に気になる点がございましたら、一度当社にお問い合わせください。

局所排気装置の定期自主検査

局所排気装置は設置するだけでなく、定期的に点検し、メンテナンスすることで性能を維持できます。当社では何名ものスタッフが中央労働災害防止協会主催の局所排気装置の定期自主検査研修を受講しており、専門的知見のもと、お客様の局所排気装置の点検を代行させていただきます。また、当社では協力会社と提携して、新設や改造等のご相談も承っております。

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