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個人サンプリング法による作業環境測定が導入されます

法律関係

令和3年4月1日から作業環境測定基準等が改正されることが、令和2年1月27日に公布されました。

 

主な改正のポイントは個人サンプリング法による作業環境測定の導入です。

 

個人サンプリング法による測定とは、作業者の襟元等に小型のサンプラーを装着し、測定する方法であり、この方法であれば作業者の正確なばく露状況を把握することができます。

 

今回は先行導入ということで、吹付塗装等作業者の動きの大きい有機溶剤作業、及び管理濃度の低い特定化学物質(マンガン、コバルト、水銀等)で個人サンプリング法による測定が可能となります。

 

従来の作業環境測定は作業場に均等に測定点を配置し、測定を行う定点測定のみでしたが、今回の改正により、定点測定か個人サンプリング法による測定かを選択できることとなります。
定点測定と個人サンプリング法による測定は、それぞれ一長一短あるものの、作業場に適した測定方法を選択すれば、正しい現状の把握、ひいては正しい環境改善のプロセスにつながることが期待できます。

 

現在、当社は導入に向けての情報の収集、及び機材の整備等に努めています。
「個人サンプリング法の詳細が知りたい!」、「個人サンプリング法を選択するメリットは?」、「うちの作業はどちらの方法が妥当なの?」など疑問な点がございましたら、ぜひ当社までお問合せ下さい。