2025年11月28日にANAクラウンプラザホテル富山で開催された「第27回　日環境・経営セミナー　全国大会in富山with能登」に参加しました。
・特別講演1：「立山信仰と立山の歴史」では、富山県立立山博物館館長の高野靖彦氏より、立山を信仰する理やその時代背景について深く説明頂いた。私自身学生時代を富山県で過ごし、いつも身近に見えていた雄大な立山への畏敬の念を改めて抱きました。昔から、今セミナーの実行委員の中部支部のある愛知の方々が、白山に登り、立山に登り、富士山に登るという３霊山参りが流行していたという事実を知り、改めて中部支部と北陸は古くから繋がっていたのだと感じました。
・特別講演2：「能登半島地震から二年～災害の進化と多重化・時間差複合災害～では、北海道大学名誉教授の平川一臣氏より、氏の故郷の新潟での災害から能登までの歴史において、「地震とその後の豪雨が重なる」という共通点について改めて認識し、歴史から学び、後世に伝承して、備えていくべきテーマだと感じました。
・特別企画：「未来創造シンポジウム2025～業界のあるべき姿を考える～」では、小野寺会長の小講演の後、（株）ユニケミーの濱地様、（株）アサヒテクノリサーチの河野様、（一財）東海技術センターの木村様、（株）太平洋コンサルタントの小林様による４名のパネリストが、直面する課題に対し、とても興味深い意見を出し合い、コメンテーターの（株）オオスミの大角様も含めて熱い議論が飛び交い、高揚しました。
その後の懇親会では、地元富山の美味しい魚介類（富山と言えば寿司）や日本酒に舌鼓を打ち、全国の方々と交流できる素晴らしい時間となりました。
今まで開催されてこなかった富山にて、素晴らしい講演の数々を準備頂き、懇親会にて有意義な意見交換を行うことができました。翌日のゴルフコンペでもお世話頂き、中部支部の実行委員の皆様、富山県計量協会の皆様、本当にありがとうございました。